放課後等デイサービス 人員配置について
皆さんこんにちは!
今回は放課後等デイサービスの人員配置について説明していきます。
人員配置は放課後等デイサービスを経営する上で非常に重要です。しっかり配置されていないと、減算や最悪の場合指定が取り消される可能性もあります。
ですので皆さんも理解を深めてもらえたらと思います。
放課後等デイサービスでは、人員基準によって以下のように配置しなければならないのです。
・管理者
→ 1名
主に職員の管理や利用申し込みの調整を行います。そして事業所を統括することが仕事となります。特に必要な資格などはありません。
・児童発達支援管理責任者
→ 1名
サービスの管理を行う役職となります。個別支援計画書の策定やアセスメント、保護者様の相談に応えたりします。
児童発達支援管理責任者の資格要件は非常に複雑となっておりますので、後日別の記事でお話します。
ちなみに管理者と児童発達支援管理責任者は兼務することができるので、1人で2つの役割を担っている事業所も多いです。
・児童の人数が10人以下
→ 児童指導員2名配置
・児童の人数が11人以上
→ 利用人数が5名刻みで増えるごとに、児童指導員1名プラスで配置
なお2人目の児童指導員はサービス提供時間での配置であれば、非常勤でも大丈夫です。つまり1人は常勤である必要があります。
ではそもそも児童指導員とは何か説明していきます。
児童指導員とは、障害のある児童の生活をサポートしたり社会に進出していくための訓練を行います。
そして児童福祉施設に通う児童の計画書に基づいて支援を行っていきます。
そんな児童指導員として働くにはいくつか条件に当てはまる必要があります。条件を満たすと児童指導員任用資格があると認められるのです。
その条件は以下の通りです。
①児童福祉施設の職員を養成する学校を卒業した者
④大学の社会福祉学、心理学、教育学もしくは社会学を専修する学科を卒業したもの(短期大学は不可)
⑤幼稚園、小学校、中学校、高等学校または中等教育学校の教諭となる資格を有する者
⑥高等学校を卒業した者であって、2年以上かつ360日児童福祉事業に従事した者
⑦3年以上かつ540日、児童福祉事業に従事した者
⑥と⑦にある児童福祉事業についてはまた説明します。
これらのように放課後等デイサービスの人員配置は細かく設定されています。各自治体によって異なる部分があるかと思いますのでご注意ください。