放課後等デイサービス 拡大の難しさ
皆さんこんにちは!
今回はタイトルにもある通り、放デイの新規立ち上げや事業所の拡大を図る上での難点を説明していきます。
現在、放デイを経営されている方やもっと数が増えてもいいのになあと思われている方に現状を知ってもらえればと思います。
それでは結論から言います。
上記のことが起きている原因の1つとしましては「児童発達支援管理責任者」の欠如です。
そもそも児童発達支援管理責任者とは・・・?
過去の記事に紹介させて頂きましたので、参考にして頂ければと思います。
放課後等デイサービスを経営する上で、人員配置が非常に重要になってきます。
児童発達支援管理責任者(児発管)は各事業所に必ず1名配置しなければなりません。
では児発管が欠如している原因を探っていきましょう。
私が思う原因は、「児発管の資格要件が難しい」ことです。
SNSで児発管と検索をすると、候補に「何年」と出てきます。
それくらい資格を取得するのに時間がかかるのです。
詳しい資格要件はまた後日新しい記事をアップします。
このように資格要件が難しいがあまり、求人をかけても児発管の方が来られず新規の立ち上げが上手くいかないことが多々あるのです。
放デイの数は年々増えてきていますが、拡大の難点に上記の理由が挙げられるのです。
一部の専門家の方から児発管を廃止にするべき、資格要件を見直すべきなどの発言が見られますが私個人の意見としましては、資格要件を変更する必要はないと考えています。
というのも児発管というのは、保護者様の相談に応えたり個別支援計画書を作成したりと専門性が必要な役職です。
つまり経験や知識がないと、より良い支援が提供できない可能性があるのです。
もちろん児発管を廃止することで事業所の数はさらに増え、発達障害児が増えてきている今のニーズには合うかと思いますが、お子様の将来のことを考えると不安にはありますよね。
経営の面で言えば、拡大しやすいので厳しくする必要はないように思いますが・・
賛否が分かれる難しいテーマとなります。
みなさん、現在の放デイ事情はいかがでしょうか。
このような背景があるのです。お給料が低いのも求人で来られない理由の1つだと思います。
今後も考えていく必要がありそうですね。