ADHDの児童との関わり方
皆さんこんにちは!
今回はタイトルにもある通りADHDの児童とどのように関わっていけばいいのかについてお話していきます。
これまで数多くの児童と関わってきて支援の仕方について試行錯誤してきました。時にはどうすればいいのかと頭を抱えることがありましたが、そんな私の経験談も聞いて頂ければと思います。
まずADHDであるという以前に同じ人間であるということを念頭に置いてください。
十人十色という言葉があるように、この子はこういう支援で成功したからあの子にもというわけにはいきません。
私は「個性」と呼んでいますが、それぞれ個性があるのでその子に合った支援方法を見出さないといけないのです。
また注意してもらいたいのが、支援の仕方に正解・不正解はないということです。もちろん少なからずこうした方が良いというのはありますが、100%正解というわけではないのです。
そのため難しいこともありますが、子ども達の成長を目にしたときには心の底から嬉しく感じます。
それでは説明していきますね。
前回のブログにも載せましたが、ADHDの特徴として「落ち着きがない」「気になるものがあればそっちに行ってしまう」「集中力が続かない」とありました。
おもちゃやポスター、ゲーム、スマホなどが近くにあると我々も気になってしまいますよね。よく私も宿題中スマホを触ってしまうことがありました(笑)
同じように子ども達も興味を示し本来するべきことが疎かになりがちです。
また彼らは視覚での情報量が人一倍多いため、身の回りの物を
減らすのもポイントです!
よく耳にするのは、教室内で刺激の多い窓側の席を外しできるだけ黒板の近くにする学校も多いみたいです。
そのほか学習面にも関係してきますが、集中力を保つために「文字の量を減らし、図や記号を増やす」「見通しを持たせてあげる」などが挙げられます。
集中力が続かない要因として、終わりが見えないことも関係してきます。
ゴールが見えないマラソンと同じですね。
見通しを持たせることは非常に重要ですので覚えておいてください。
あともう一点私が大事にしていることがあります。
それは、認めてあげることです。
どうしても悪いところばかりに目がいってしまったり、他の子と比較することで怒る回数が増えてきてしまいます。
彼らはやりたくて不適切な行動をとっているわけではないのです。
彼らにも得意なことはもちろんあります。運動やカードゲーム、好きなことへの執着力など我々が驚かされることは沢山あります。
得意なところや少しでもできたことがあれば認めてください。沢山褒めてあげてください。きっと自信に繋がり、今後の行動が大きく変化していきます。
また得意なことをどんどん伸ばしていき、将来に役立たせていくこともできます。
私もyoutubeでゲームの配信を見たりしますが、中にはそういった方もみえます。自分で生計を立ててすごく尊敬しています。
ADHDと聞いて集中力がないと言われがちですが、全く無いわけではないのです。むしろ好きなことへの集中力は想像以上です。
彼らの個性を大事にしてあげながら、得意なことをどんどん伸ばしていって欲しいと思います。
長くなってしまいましたが、また次回続きを載せようと思います。
ありがとうございました☆