ADHDとは? パート2
皆さんこんにちは!
前回はADHDの特徴についてご説明しました。
今回はもう少し詳しく話していこうと思います。
私のブログのタイトルが「子育て応援ブログ」となっていますが、ADHDは子どもだけでなく大人にもあるのです。
子どもの頃からそのような特徴があり診断してもらった結果ADHDでしたという方もいれば、大人になって気付かれる方もいらっしゃるのです。
現在私は放課後等デイサービスに勤務しており、保育園児~高校生までの子と関わってきました。私の経験からそれぞれの年齢による特徴を挙げていきたいと思います。
< 保育園児 >
常に動き回っており落ち着きがない
自分の好きなものや気になるものを目にした時、そっちに行ってしまう。
我慢することができない
< 小学生 >
授業中立ち歩いてしまう
約束や決まり事が守れない
お友達とのトラブルが多い
自分の思い通りにならなかった時に癇癪を起こす。(手が出る場合も)
集中力が続かず、宿題も途中でやめてしまう
気になる方へいってしまう
忘れ物が多い
< 中学生、高校生 >
お友達とのトラブルが多い
自分の話したい欲が強く、会話を遮ってしまう
約束が守れない
計画性がない
空気の読めない発言がみられる
ざっと特徴を挙げてみました。
中学生や高校生になると、落ち着きがないといった行動はあまり目立たなくなってくるのです。その一方で相手とのトラブルが目立ちます。
自分の子が大人になったとき、社会に進出していったとき。多くの心配を抱えていらっしゃる化と思います。
そのため今我々に求められる支援は、彼らが大人になる前に身につけておかなければならない知識やスキルを教えてあげることです。
ADHDは先天性の脳の機能障害であり、治療などにより完全に治すことは難しいのです。もちろん薬物療法などで多少の変化が見られることはありますが、根本を解決することができません。
生活の中でうまく付き合っていかないといけないのです。
そこで次回は具体的にどういった支援が求められるのか、ADHDの児童への接し方についてお話していこうと思います。